2017年12月23日土曜日

レビュー企画 第4回 幻灯劇場

「君は、幻灯劇場にどんな劇団になっていてほしい?」
「それって確定拠出年金ちゃう?」

 こんな会話が飛び交う。劇団総会では、劇団員たちが今後の「自分の」ビジョンについて話し合っていた。その先に、幻灯劇場はある、ということなのだろうか。

 幻灯劇場のMTGに、取材ということで伺った。ここまでレビュー企画では、個人へのインタビューをもとに記事を掲載してきた。今回も、藤井颯太郎をはじめとしたこの劇団の個人にインタビューする向きももちろん考えられた。しかしながら今回、「幻灯劇場」というまとまった形で取材をお願いしたのは、集団であることによってこそ、もたらされている彼らの魅力を、小生自身が強く感じ取ってきたからである。小生は、この集団と、京都学生演劇祭2016をきっかけに知り合った。それから、第二回全国学生演劇祭、そして第二回第大韓民国演劇祭in大邱への招聘公演にいたって、大変親しい関係となった(少なくとも小生はそう思っている)。さらに、演劇雑誌でな「劇団不要論」という言葉を目にしたことも、このことにつながる。


 藤井は、公演の度に新しい人材を引き連れてくる。彼の人を引きつける力は、強い。演劇も、工業製品と同じくモジュール化され、商品として洗練されていく。作品は作品単体として観られ、誰が創ったのか、文脈を知らなくても楽しめるものが重視されていくかもしれない。しかし、強情な小生は文脈まで楽しみたい。さらに空間は集団にしか創ることができない。集団の力は、継続的な交わりによって高められていく。
 MTGの内容については、もちろん詳らかにはしないが、前のめりになって、「次の、次の」という積極的な姿勢が会議からは見て取れる。特定の個人だけが話す、意見を求められても何も出てこない、そんなことはここでは起こらない。

 兵庫県立宝塚北高等学校演劇科在学中、藤井颯太郎を中心に旗揚げされた幻灯劇場は「やりたいと思ったことを、そう簡単にやらせてはもらえなかった」ことがそのきっかけであったという。この類いのこと、つまり圧力に対する抵抗は、結果的に創作の契機となる。「大人のお膳立て」を土台に進めていては、その土台からはみ出て新しいものを産み出すことにはなかなかつながらないということなのだろうか。その次にやってくる課題は、何もかも自分たちで拵えなければならないという現実である。そのためには、より集団の結束力が必要となる。しかも、劇団のように「継続的に」となると、それはより一層重要となる。個人の力だけではどうにもならないが、集団でかかればどうにでもなる、ということはいくらでもある。「思考」の拡張である。もちろん、彼らは人間だから摩擦も起こることだろう。しかし、それさえも熱に代えて創作に巻き込んでしまう。そんな強かさを肌身でずっと感じてきた。これからも、そうであってほしいと願う。
神田真直(京都学生演劇祭2017 企画スタッフ)


幻灯劇場(げんとうげきじょう)
2013年、藤井颯太郎を中心に旗揚げ。
映像作家や俳優、ダンサー、写真家等、ジャンルを超えた作家が集まり、
「祈り」と「遊び」をテーマに創作をする演劇集団。2017年文化庁文化交流事業として大韓民国演劇祭へ招致され『56db』を上演。
韓国紙にて「息が止まる、沈黙のサーカス」と評され、高い評価を得る。
その後、京都市中央卸売市場の旧氷商工場跡を劇空間「Asobient〔アソビエント〕」に改造し、杮落とし公演として二作品同時上演を行う等、国内外・劇場内外で挑戦的な作品を発表し続けている。

【次回公演】
『DADA』
作/演出 藤井颯太郎

2018年
3月17日(土) 15時 19時
3月18日(日) 13時 17時

大阪市立芸術創造館

京都駅地下鉄清水線十二番出口のFロッカーに捨てられた兄弟達を軸に、成仏することの出来ない幽霊達が織り成す群像劇。

2017年、ロームシアター京都で初演。幻灯劇場史上最大動員数を記録したオリジナルロックミュージカル。2018年3月、再演決定!

【劇団HP URL】
http://gentou-gekijou.com/


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京都学生演劇祭に過去に参加した経験のある方のインタビューや寄稿を募集しています。一人でも多くの方にご意見・お話をお伺いしたく、是非ともご協力をお願いいたします。

宛先はこちらです。件名に「レビュー企画(お名前)」と明記の上お送りください。
kstf2017@gmail.com


2017年8月25日金曜日

※緊急※リピート割実施決定!


京都学生演劇祭2017、早いもので
いよいよ明日から全ブロック千秋楽!!



26日(土)14:30〜 Bブロックは
大好評につき完売ですが

他のブロックだって負けていられません!

より多くの皆さまに
お得に
演劇祭を楽しんでいただくための緊急企画!

リ ピ ー ト 割 

を実施します!

***

【リピート割?】

26日(土)10:30 Aブロック・18:30 Dブロック
27日(日)14:30 Cブロック

京都学生演劇祭2017半券ご提示で
300円割引させていただきます!


対象は[早割] [前売] [当日] [高校生以下]。



すでにご覧になったブロックでも、
(例:もう一度◯ブロックが観たい!)

別のブロックでも
(例:先に◯ブロックを観たけど、△ブロックも気になる!)

ご利用いただけます!


※2ステージ/4ステージフリーパス、グループ割との併用はできません。
ご了承ください。



明日のA・Dブロックは当日券たくさんございます!
この機会にぜひぜひご利用ください!

2017年8月21日月曜日

京都学生演劇祭2017 明日開幕!


こんばんは!
毎日吉田寮食堂に通ううちに曜日感覚を失った広報です。


ついに明日、京都学生演劇祭2017が開幕します!
初日に登場はAブロック・Bブロックの6団体。

Aブロック
14:00開場 14:30開演
くろずこんび・T『 祝!2017年!!【Kyoto】~愛なき約束の地~“R”』

劇団ACT 『ドリーム・ドリーム』

LPOCH 『溺れる』

Bブロック
18:00開場 18:30開演
劇団抜きにくい釘『Pot Putting Princess』

ヲサガリ『ヲサガリの卒業制作』

後付け『めだまやきくん大集合』

の順番となります!

ご予約はあと5分ほどで受付終了ですが
当日券もご用意ございます!
最新情報は公式Twitterをご覧ください。

実行委員・スタッフ一同、皆さまのご来場を
心よりお待ちしております。

2017年8月15日火曜日

仕込み1日目&コラボ企画発表!



京都学生演劇祭2017
いよいよ本日から小屋入り!
2年ぶりの吉田寮食堂にわくわくしています。
広報です。



舞台を文字通り一から作り上げる京都学生演劇祭、
小屋入り期間がなんと2週間!?
仕込み1日目は、たくさんの学生さんに参加していただきました。
ありがとうございました!





さて本日は、2つのコラボ企画を発表します!


京都学生演劇祭2017予約確認メール画面もしくは半券提示で
お得な割引・プレゼントが受けられますよ!




1.京都滋賀・学生劇団はしご特典!

2014年に滋賀の高校生によって旗揚げされた
劇団ひととせさんとのコラボ企画です!


(劇団ひととせ・田中直樹さん!
足元の悪い中お越しいただきありがとうございました!)


京都:劇団ひととせ『わが町』の半券ご提示
滋賀:京都学生演劇祭2017の半券ご提示
でそれぞれオリジナルグッズをプレゼント!!




劇団ひととせ第三回公演『わが町』
原作:ソーントン・ワイルダー 翻訳:鳴海四郎
演出:高野友靖
日時:82418:00 / 25 13:00 / 18:00
会場:栗東芸術文化会館さきら 小ホール
料金:前売 800(高校生以下500)
当日 1000(高校生以下800)
ご予約はこちら!
http://ticket.corich.jp/apply/85081/


劇団ひととせホームページ:https://hitotose.jimdo.com/

***


【京都滋賀はしご観劇プラン】by広報



その1.1日で京都滋賀はしご

8月25 13:00 開演
劇団ひととせ『わが町』@栗東芸術文化会館さきら 小ホール

1時間10分! JR琵琶湖線快速・京都市営地下鉄東西線・京都市営バス201号系統)
18:30 開演
京都学生演劇祭2017 Cブロック(劇団なかゆび、劇団明日の鳥、劇団蒲団座)@京都大学吉田寮食堂

その2. 土・日2日間で京都滋賀はしご

<1
日目>
8月24
18:00 開演
劇団ひととせ『わが町』@栗東芸術文化会館さきら 小ホール

2
日目
25
14:30 / 18:30開演
京都学生演劇祭2017 Dブロック(劇団西一風、劇団洗濯氣)/ Cブロック(劇団なかゆび、劇団明日の鳥、劇団蒲団座)@京都大学吉田寮食堂



もしくは


<1
日目>
8月24
14:30 / 18:30 開演
京都学生演劇祭2017 Bブロック(劇団抜きにくい釘、ヲサガリ、後付け)/ Aブロック(くろずこんび・T、劇団ACTLPOCH@京都大学吉田寮食堂

<2
日目>
25
13:00 / 18:00 開演
劇団ひととせ『わが町』@栗東芸術文化会館さきら 小ホール


この機会にぜひ、京都・滋賀の学生劇団を
"はしご"観劇してみては??



***


2.レンタサイクルえむじか出町柳店 割引キャンペーン!


京阪出町柳駅前に店を構える「レンタサイクルえむじか出町柳店」が若い才能を応援!
京都学生演劇祭2017@京都大学吉田寮食堂
チケット予約者限定・レンタサイクル割引キャンペーン!




京都学生演劇祭2017半券・予約確認メール画面ご提示で


朝9時~当日閉店まで:500 !(通常700円~1000)

夕方17時~当日閉店まで:300円!! (通常500円~800)
別途、貸出から返却までの間2,000/1台の預かり金(保証金)をいただきます。



〇利用方法

店頭スタッフに「京都学生演劇祭の予約をしています」とお伝えください!

以前にご利用がある場合は会員証を提示・初めての場合は契約書を記入し、本人確認書類をご提示ください。(利用者本人が未成年の場合は親権者の同意が必要です)



レンタサイクルえむじか出町柳店
場所:京阪出町柳駅7番出入り口すぐ
(京都市左京区田中上柳町24 リヴィエール鴨東)
営業時間:平日  9:00-23:30
土日祝  9:00-22:30



京都大学 吉田寮食堂までは自転車で約10分。
京都の移動は便利なレンタサイクルで決まりですね!



***


以上!お得なコラボ企画のご案内でした。

明日も朝から仕込みです!


レビュー企画 第3回 藤本匠(劇団べれゑ・幻灯劇場)


演劇行脚――神戸、金沢、京都、韓国、東京





 京都学生演劇祭2016には、他地域からの参加があった。第1回でインタビューした劇団テフノロGの滋賀県よりも遠方の、石川県の金沢美術工芸大学の学生劇団、劇団べれゑである。上演作品『炬燵』の脚本・演出・音楽を務めた藤本匠に当時の心境と今の心境、そして彼が後に幻灯劇場に加入することになるまで等を聞いた。





神田「お久しぶりです。韓国以来ですね。さて、まずはプロフィールから伺ってみたいと思います。今は、どのように演劇をはじめとして芸術に関わっていますか?」


藤本「幻灯劇場に所属しています。今は武蔵野美術大学に編入して、実写ドラマのカリキュラムを取っています。先日、短編の作品を発表して、今も映像作品の制作に取りかかっています。また武蔵野美術大学には演劇サークルがあって、epa!というのですが、そこの舞台美術班にも所属しています。10人を越えることはない劇団べれゑとはかなり違って、大規模な体制です」



 藤本はepa!で何かを企んでいる様子であるが、それについては主旨からはずれてしまいそうなので、演劇祭についてのことについて聞いていこう。




金沢から遙々


 
神田「金沢が拠点の劇団べれゑとして、京都学生演劇祭2016への参加を決めた経緯について教えてもらえますか?」


藤本「最初のきっかけは、その時自分は休学していたんだけど、その間に劇団が参加した石川舞台芸術祭のシンポジウムで、このしたやみの山口さんと出会ったことです(山口浩章さんは今年の審査員)。彼から京都学生演劇祭を紹介されて、これは面白そうじゃない?って自分は感じて、休学中で地元の神戸にいたので、KSTFのミーティングに出ました。学生がたくさん集まって、演劇祭をつくろうとしていることが新鮮で、金沢じゃこれはありえない。もちろん、学生はたくさんいるけれど、学生の演劇人はほんとうに少ないですから。」


神田「それで、参加することになって、どういう思惑で創作していましたか?」


藤本「もう名古屋、東京、東北、札幌、福岡、中国、四国と学生演劇祭はあるけれど、当時も今も北陸には演劇祭がないんです。金沢での創作に行き詰まりを感じていたこともあります。中身のある作品を作りたくても、どうしても片手間でしか作れない、市民劇団という形式の団体が多くて、そのなかでやっていても、というのと、やはり『賞』というものもなくて、実力を試したかったですね。また同じ学生という立場で、自分たちの作品がどう観られ、どう受け入れられるのかすごく興味がありました・・・・・・・・・・・・・・演劇祭というフォーマットにおいては『本公演のようには仕込めない』という前提がありますが、そこに生演奏や圧倒的な舞台美術という大目玉を、つまり自分たちの持ち味を最大限に引きだそうとしていました。空間のなかで音を編み込んでいく、音という存在を扱う芝居づくり。すごく挑戦的なことをやったなと思いますし、失敗もあったかもしれないけれど、手応えはありました」





神田「小屋入りから、打ち上げにかけてはいかがでしたか?」


藤本「仕込みから参加できて、舞台監督さんや、当時劇団西一風の新原君、劇団なかゆびの綱澤君や神田君等たくさんの人と多面的に関わることができました。トラブルが起きた際も、助けてもらえました」


神田「初日はトラブルで大変だったかもしれませんが、個人的にはあのステージが一番よかったですよ」


藤本「クオリティとしてどうかではなく、俳優や舞台から得体の知れないエネルギーが出ていたと思います。今となってはいい思い出です。乗り切れたのは、俳優、スタッフたちがそれぞれ覚悟を持って京都に来ていたというところにあると思います」


神田「作品に対して、いろいろな評価を受けることになったと思いますが、それについてはいかがでしたか?」


藤本「『懐かしい』という感想をいただいたり、無意識だったけれど、自分の系譜がアングラにあることを認識しました。やはりちゃんと観ていただくことができたというのはうれしいことです。これまでは、なかなか自分たちが想像していた域を出ない感想しかもらえなかったのですが、観客が演者に対峙していることの実感が持てましたね。他団体の作品については、自分が作品を出していなかったら、全く違った印象になったと思います。作品を出していたからこそ、他団体の作品をよく観て、考えることができました」





・・・・・・・・・・





神田「劇団べれゑとしては、どんな成果があげられますか?」 


藤本「多くの方に批評をしてもらったというところが大きいです。審査員の講評だけでも、劇団としては次に繋がる。それだけじゃなくて、観劇レポーターや、神田君の文章もあって、ちゃんと観て、受け止めてくれる人がいる、批評性をもって作品を受け止めてくれた人がいる。そういうことは、作り手としてはほんとうにありがたいところです。団体がタフになれた。このタフさをふまえた上で、これから劇団としてやっていくという、全員が次につなげていく姿勢になったと思います」





神田「他団体の上演作品に対してはどんな印象を受けましたか?」


藤本「例えば、劇団なかゆびはリハから見ていたのですが作品を見て率直に『面白い人がいるな』と感じたのが印象に残っています。俳優としても印象的でした。僕がパンフレットのデザインを担当していたこともあり、神田君とは音声のみで会議していたのですが、そのときの印象とギャップがありました。発言やブログの記事から堅い人を想像していたら、いざ仕込みの時に対面してみると『良いあんちゃん』って感じで。でも作品は尖っていて。もちろん、仕込みから仲良くなっていたけれど、個人を知っているかどうかではなかったと思います。あと幻灯劇場は痒いなという印象でした。自分があまり好きではないスタイル、エンターテイメント的なものでした。でも、本(脚本)が惜しげもなく、ダジャレを入れ込み、それでもコメディ一辺倒でなく物語をしっかり見せられる作劇段階にもっていける筋を持ったクオリティがありました。藤井は、物語をつくることに長けた人だと思います。でも今は『56db』で彼が今までとは異なった作劇に挑戦している。彼の演出を好きでいる劇団員がこれからの作品をどう受け止めるんだろうなというのは気になるところですね。それから青月ごっこ。青倉さんのことは何も知らなかった。転換中にトラブルが起こって、それに触発された出演者がそれを乗り越えるために最大限の集中力とパフォーマンスを発揮した上演で、素晴らしかった。『炬燵』と同様ダメ人間が出てくる物語でしたが、駄目人間の造形が僕にとって他人事に思えないほど共感させられました。やりとりも旨く、汗のかきかた、劇団なかゆびの『断絶の詩人』もそうだったけれど、自分はこの表現方法かしらないからとにかく一生懸命にやるというのが、グッときました」








神田「京都学生演劇祭はこれから、どんな場になることを期待しますか?」


藤本「京都学生演劇祭のあとには、全国学生演劇祭が控えているという意識が去年は強烈にありました。受賞を狙う劇団がしのぎを削りあうことが、見応えのある作品が並ぶことにつながったのではないでしょうか。なので賞レースとしての側面は推し進めても良いと思います。でも、そういった野心とは別に動機を持つ劇団もいるはずですから、賞ではない側面にも参加メリットを作り出す必要があるように思います。やっぱりフィードバック、お互いの作品を観て、お互いに刺激しあう、批評性を持った観客がいるということが大切になっていくんじゃないかと思います。あとは、会場について。自分たちは劇場という空間よりも、ギャラリーなどの非劇場を選んで公演してきたので、KSTFの会場が吉田寮という本来劇場でないという側面を真っ向から意識していた。学生劇団にとって学校のホール以外のイレギュラーな会場での上演には意義があると思うので、KSTFがその側面を意識した会場選択をすることをこれからも続けてほしいと思います。


 劇場というのは観客にとっては非日常だけど、劇場にいる人間にとっては結局何をやっても日常。演劇祭でない場合は、観客は非日常を体験して、わりと何でも面白いと言ってくれる。でも演劇祭では、お互いに演劇をつくっている人同士で、見合うので、迂闊に「すごい」という感想が出せないと思います。演劇祭であるということの価値の部分から、考えていくべきだと思います」




そして、現在


藤本「当時は、自分が幻灯劇場と芝居を作るなんて思ってもみなかったし、上京して映画という新しいジャンルで作品を作っているとは想像できなかった。」


藤本「金沢という地方からの参加を受け入れて対等に演劇祭作り上げていく仲間として僕たちを扱ってくれた実行委員と参加団体に感謝します。僕が後に幻灯と作品を作ることになったように、演劇祭ではクリエイティブな出会いが必ずあります。これから演劇祭をつくり、参加する人には是非交流を大切にしてほしいと思います」






 京都学生演劇祭は、単に作品を発表することだけがその価値ではない。参加する者同士が、それ以降創作活動を続けるにせよ続けないにせよ、交流する場としての価値も忘れてはならない。藤本は2017年、全国学生演劇祭に幻灯劇場の音楽家として参加することになる。幻灯劇場としてはさらに、まだ記憶に新しい大韓民国演劇祭にも参加。『56db』という作品のコンセプトに、藤本の存在が与えた影響は少なくないだろう。高い技術に裏付けされた創作意欲で、これからも多方面で活躍することになるはずである。『56db』は「音響」という演出手段を問い直す作品であるが、今後も姿形を変えて、上演される予定であるという。幻灯劇場へのインタビューも予定しているので、このことについてはその回にあずけたい。




藤本匠(ふじもと・しょう)

音楽家・ギタリスト・演出・舞台美術家・舞台監督として2012 年~2016 年に金沢を拠点に演劇活動を展開。元劇団べれゑ。彫刻を学びながら、演出として自主公演の他にいしかわ演劇/かなざわ演劇祭に自身の演出作を多数出品。
現在は東京にて映画製作を学ぶ。幻灯劇場所属。


略歴
2013 年劇団アンゲルス『鴨猟』サハリンスク(露)公演音楽生演奏参加
2013 年21世紀美術館日韓英合同企画dreamthinkspeakONE DAY MAYBE』参加
2014 年劇団アンゲルス『BLACK MEDIA』春川市(韓)公演音楽生演奏美術参加

2016 年CD"五郎島"Full Album『阿吽』制作
2016 年劇団ベれゑ『炬燵』第六回京都学生演劇祭出品 作・演出・美術設計・音楽生演奏
2017 年幻灯劇場『56db』大邱広域市(韓)第二回大韓民国演劇祭 公演音楽生演奏参加


など


(敬称、略)





※インタビュワー、執筆担当:神田真直(京都学生演劇祭実行委員会 会長/企画スタッフ、劇団なかゆび 主宰)

2017年8月12日土曜日

ブログリレーを終えて。


余裕を持って組んだスケジュールのはずが
色々なことが重なりドタバタ、
とうとう夢に京都学生演劇祭が出てくるようになった広報です。


さて、8月1日から各参加団体が日替わりでお送りしました
\ ブログリレー /
昨日をもって終了いたしました!

投稿された記事数はなんと46!!

メンバーが交代で担当、3周目まで投稿した参加団体もあり(!)
素顔が見れたのではないでしょうか?



以下、それぞれまとめてみました。
観劇の予習に!お役立てくださいませ。



A-1 くろずこんび・T

くろずこんび・T(蓬)

くろずこんび・T BIG-B

くろずこんび・T(朔馬



A-2 劇団ACT

劇団ACT 松浦


A-3 LPOCH

【LPOCH】Nintendo Switchほしい



B-1 劇団抜きにくい釘

お昼休憩です。


B-2 ヲサガリ

ヲサガリの日、始まるよ。

最年長、葛川です。

ヲサガリにはジャグラーも出演するよ。

おはようございます、ヲサガリの岡田です

0805!石田 達拡 です。

それぞれの稽古休み。葛川編。

ヲサガリ 岡田の稽古休み

ヲサガリの日 2周目 小川晶弘です。早割終了まであと6日!

ヲサガリのそれぞれの稽古休み(山下)

メンバーについて葛川の雑感。

駅のホームにて いしだ

ヲサガリ 岡田の家は吉田寮

出場を見送った学生劇団や、京都の諸先輩方へ。葛川より愛を込めて。

京都学生演劇祭とヲサガリと小川

本番見に来てね。いしだ

一人語りが好き。やました

葛川の好きなもの。

ヲサガリ とりとめもなく岡田

ヲサガリの日グランドフィナーレ



B-3 後付け

後付けという団体です。大まかな紹介を

後付けに参加している、山根です。

後付け 作品紹介①

後付け アンケート回答2

後付け 作品紹介②

後付け 出演者紹介


C-1 劇団なかゆび

Impotenzは誰か(劇団なかゆびより)


C-2 劇団明日の鳥

劇団明日の鳥です!

イカれたメンバーを紹介するぜ!

公演のチラシをつくるひと。

日々の中で。

アストリの聖地

挑戦



C-3 劇団蒲団座

こんにちは!蒲団座です


D-1 劇団西一風

しゃあいっぷうです。


D-2 劇団洗濯氣

劇団洗濯氣乗っ取り劇

役者紹介!

3回目も正直に

劇団洗濯氣 重役図鑑

はじめまして。kstf2017。

役者紹介その2



少し裏話をすると、
今回はメールで投稿という形をとったため
広報はブログとTwitterに張り付く毎日でございました…。

(いつもそうやん、というツッコミは聞かなかったことにします)

***

そして今日はもう一つお知らせが。


8月11日24:00をもって
一般・U25早割チケット受付を終了いたしました!


2ステージ・4ステージフリーパス、高校生対象の
前売チケットのご予約は各公演前日24:00まで!
まだまだお席に余裕ございます。
ご予約、お待ちしております!


近日解禁・コラボ企画もお楽しみに!
ご予約はこちらから!

役者紹介その2

こんばんは、劇団洗濯氣の土筆です。
劇団員の中で語彙力の無さに定評ある私が、残りのキャスト紹介を務めさせていただきます。
色々心配です…ω`)
拙い文になってしまうとは思いますが、どうぞお付き合いのほど宜しくお願い致しますm(__)m

悪玉 一回生

彼女はとっても真面目です!
そして、かわいいです(^ ^)
高知県出身で、鰹の話をとても嬉しそうにしてくれます。
笑い方が少し変わってますが、それも素敵です。
いつも休憩中も練習しており、感心させられます。
私も頑張らないとと思わせてくれる、そんな魅力の持ち主です。

ジュリ太郎 一回生

彼はとても素直な人だなと思います。
よくゲームをしてます。
寝不足気味な日が多いです。
とても食いしん坊で、小さい体ですがたくさん食べます。
メロンソーダが大好きで、話をするだけで素敵な笑顔になります。
面白み溢れる、そんな魅力の持ち主です(*^^*)

瀬戸かたひら 一回生

彼女はとても明るくて可愛らしい人です。
いつも場を盛り上げてくれます。
素敵です(^ ^)
そして、フットワークも軽く体力もあります!
素晴らしい!
笑顔がとてもチャーミングで、彼女の微笑みはみんなを元気にしてくれます。最高!
土筆 一回生

私です。
決して普段からゴミ箱をかぶっているという訳ではありません。
趣味は読書と散歩といたって普通です。
周りからは変わっていると言われます。
声が高いのと背の小さいところが特徴です。
軟骨の唐揚げが好きです(*´`*)

以上となります。
少しでもキャストの魅力が伝われば良いなと思います。
最後まで読んでいただきありがとございます。
演劇祭、皆様のお越しをお待ちしております\(^-^)

by土筆

2017年8月11日金曜日

はじめまして。kstf2017。

こんばんは。

劇団洗濯氣の演劇祭の作品の演出・脚本を務めています渚ひろむと申します。


脚本演出は今回で3回目、演劇祭は初というど素人であります。周りの参加者様が眩しいです…。


さて、好きに語ります。

多分読むのしんどいです。浅くて重い、浅学なお話です。

しかし、このように演出として立てるのはもうそんなに存在しないことが予測されます。だから、この場を借りて言い残すことにしました。

思っていることや、叶えばいいなーくらいのお願いです。


最近生きてきて思うことです。

「きれいごと」って世の中様に嫌われ者さんです。どうしてなんでしょう。きれいなものというものは、本来は皆に好かれているものではと思います。裏切られたから、綺麗を貶す環境に元々育ったから、傷つくのが怖いから、馬鹿にされたかないから。ハナから綺麗を信じずにどうせ汚いと鼻で笑うのだと考えています。

綺麗を貶す自分というものはとても楽です。なぜなら、全てを悟ったような達観者でいられるからだと思います。


私はいくら馬鹿を見ても綺麗ごとを信じたい。でも決して、汚いものを綺麗に見ようとするのではないのです。

どうか、綺麗を見出して掬い出したい。


演出では、俳優本人が汚いと思っている部分を引き出してみたい。それは他人から見たらとても素敵なものであることがあるからです。

無理にとは言わない。嫌ならいいのです。ただ、勇気を持って、私と自分を信じて晒してくれるなら、精一杯綺麗に盛り付ける。

私は永遠に、素敵で魅力的だと信じています。


芝居は無理をしてやるものではないと思う。これは何をやるにしても言える。一瞬たりとも無理をしてはいけないとは言わない。しかしながら、無理を超えてやるものではない。それは雑巾みたいになっても尚やり続ける勤勉な自分に酔っているだけです。そんなのは称賛されるべきものではないです。


どうか、傷つきすぎてボロボロになるまでやらないでほしい。自分の思考の海に沈んでそのまま帰り道がわからなくなるなんてことはやめてほしい。息継ぎが上手くできるようになるまで、深い海で泳がないでほしい。


世の中が「芸術」というものにもっと見出せたらよいのにと思います。

いつか見出してもらうために、僕らは作品を作り続ける。

いや、語弊があったかもしれません。見出して「もらう」は他人の力本位ですね。やはり、自ら世の中のスポットライトにあたりに行くという行動が必要かもしれません。


今回洗濯氣は寄せ集め初メンツ、主要な役2人が演劇未経験であります。それでもできることは沢山あります。奴らは勝手です。自由すぎる部員紹介をしました。なんて奴らだ。

でもまぁ、私は沢山彼らに教えてもらいました。彼らのことも、彼らに映る私のことすらも。それって演劇自体に可能性に似た未知なる魅力だと思うのです。自分と他者を見つめ、他者を想像するような感じです。


言ってる事は無茶苦茶なのは分かっています、でも折角最初で最後だから言いたいから言ってみました。


ここまで読んでくださったあなた。ぜひ友達になってください。本当にありがとうございます。


京都学生演劇祭2017。そして参加者、委員の方、お客様の皆様。はじめまして。


劇団洗濯氣「ほしのひのもと」をよろしくお願いいたします。


それでは、劇団洗濯氣14人、いってきます。



2017演劇祭。京都にて、学生のあつい舞台が始まります。


劇団洗濯氣 渚ひろむ

劇団洗濯氣 重役図鑑

 京都橘大学の演劇部として活動している劇団洗濯氣も一組織である以上、それを運営する者が必要である。ここでは普段は話す場所も機会もないような洗濯氣の裏ガワについて私、オリーブ石油が話していきたいと思う。洗濯氣の重役たちをとくとご覧あれ。

 

 

 

部長 スタイリッシュK

劇団洗濯氣の最高権力者。演劇部以外にも様々な組織に属しており、大学内のコネクションも多い。彼の持つ責任感の強さは時に自らを追い込みすぎるほどで、一部では「歪の体現者」と呼ばれている。しかしながら、役者としての実力は洗濯氣内でもトップクラスであり、今回の舞台でもその悪魔的な演技力を発揮する。また、劇団洗濯氣グルメ部の初期メンバーであり、何かある度にラーメンやつけ麺の店を推す。

 

 

 

 

 

 

 

副部長 学

今はまだ副部長の座にいるが、既に部長業の大半をこなしている。次期部長となることが決まっており、よほどのスキャンダルがないかぎり覆らない。しかし、怒った際にはナグリ(金づち)の名前の由来を教えるために相手を殴ろうとしたり、強引に墨汁を飲ませるなどという噂があるため警戒が必要。普段は平和的な性格をしているのでこちらから攻撃しなければそのようなことも起こらない。また、劇団洗濯氣グルメ部の初期メンバーで、美味い食べ物を求めて夜の街を歩く姿がたびたび目撃されている。

 

 

 

 

 

 

 

会計(今回の演出・脚本) 渚ひろむ

今回の公演における司令官。彼女は高校でも演劇を嗜んでおり、そこで培った経験や技術を用いて舵を取る場合が多い。頭がよく、団内の人狼ゲームでは幾度となく村人を勝利に導いている。しかし、狡猾な一面も持ち合わせており、「深淵に覗かれているようだ」と証言する者もいる。敵には回したくない人物であることには間違いない。腹を割って話し合えば通じ合えることだろう。

 

 

 

ここで紹介した三名は団内でも特に重要な位置にいるため、一人でも欠けてしまえば組織の運営に大きな影響が出る。しかし劇団洗濯氣にはここで紹介した三人にも負けないような個性豊かなメンバーが多数在籍している。そんな団員たちの姿をぜひ舞台で見ていただきたいと思う。

 

byオリーブ石油

3回目も正直に

どうもこんばんは。私は劇団洗濯氣の三回生、じゅういちと言います。前の記事で二回生の学さんに「手のでかい変な人狼」という風に紹介されたメガネのお兄さんです。よろしくお願いします。
劇団洗濯氣は今年、1年ぶり2回目の演劇祭出場で、2回とも役者として参加しています。そして間の2016年にはスーパーマツモト2に混ぜていただき、「一番声が低い人」という謎のキャストをもらって低い声でしゃべりました。
そんなわけで、今回において三年連続で吉田寮の舞台に立つことができるのは、大変ありがたいことです。(公式ツイッターでもちょっと触れていただきありがとうございます)
3回目となると、色々なものがちらちらと見えてきます。「去年参加していた同回生の人が自分をはるかに超える勢いで大活躍している」とか「ドラフトにかすりもしなかった」とか「2015年から出ていることを誇らしげに言ってはいるが、6日前に2012年から携わっている方の記事がある」とかです。色々あったんです。

演劇祭に出ると、後々になって思い出す場面が必ずあります。スーパーマツモト2の後半、ぞろぞろと役者が半狂乱になりながら集まってポーズをとり叫ぶ場面で、客席のどこかから「うわあ…」と呟く声が聞こえたことは忘れられそうにありません。
思い出すのは舞台上のことだけではありません。客席から見ても、忘れられずに度々思い出す場面が必ずあるんです。
追い詰められた者の心の叫び、飛び散る汗、回るピントフ……。
演劇祭で洗濯氣が行う公演「ほしのひのもと」も記憶に残るものになるように、学校がお盆休みに突入して入れなくなってる現在も頑張って取り組んでおります。
ぜひよろしくお願いします。

役者紹介!

こんばんは、劇団洗濯氣の学です。

おそらく私は洗濯氣の中で一番文章を書くのが苦手なのですが

ブログを書くことになりました。

 

かなり危機的状況です。

頭の中にあるはずの言葉がどこかへ逃げて行くような感じがします。

 

さあ、こんな状態で役者紹介なんてできるのでしょうか。

というか、役者紹介ってどんなこと書けばいいんだろ。

 

とりあえずなにか書いてみます。

 

 

 

 

スタイリッシュK  3回生

 

頼りになるお兄さんです。いいにおいがします。

片足で立つのが得意です。おそらく前世はフラミンゴです。

目がビー玉みたいにきれいでくりくりしています。

近くでみると落っこちてきそうで怖いくらいです。

 

 

 

 

 

じゅういち  3回生

 

不思議な人です。最近よく倒立しています。

手が大きいです。幼少期を思い出させてくれるタイムマシンみたいです。

人狼が大好きです。人狼の話になると目の色が変わります。

最近髪を切ってさっぱり爽やかお兄さんになりました。

 

 

 

 

 

 

オリーブ石油  3回生

 

でかいです。お兄さんというよりお父さんです。

部員を撮影して動画を作ったりコラ画像を作ったりする職人です。

発想が面白いです。人とは違った角度から物事を見ているんだと思います。

隙あらばデュクシして(こしょばして)きます。デュクシ依存症です。

 

 

 

 

 

 

 

 

……これでいのだろうか。

ちゃんとこの3人の魅力は伝わっているのだろうか。

つたわれーーーー

 

次は残りの4人の紹介(のはず)です!

間に合うのか…!